モノづくりだけでなくどんな仕事でも
創造から付加価値が生まれていく
モノづくりだけでなく
どんな仕事でも
創造から付加価値が
生まれていく

コラボして付加価値を
コラボして付加価値を
山下 作品をご購入いただいた時、レジンアートでスイッチカバーを作れないかとご相談いただきました。今日は試作したものも見ていただきたかったんです。
廣野 ありがとうございます。あかりを灯す手元にアートがあると、すごくすてきだなと思ったので。思いつきでお話させていただいたのに、こんなにたくさん試作していただいて、どれもすてきです!創作活動のお邪魔になりませんでしたか?
山下 楽しかったですよ。スイッチカバーを作るなんて、もちろん初めてですし、廣野さんからお話をいただかなければ、私では思いつきませんでした。さすが電気屋さんですよね(笑)。レジンを使ったアクセサリーや雑貨はありますけど、自分で作っていて、こういうのもすてきだなと思いました。自分的に試作はまだまだ納得がいっていないので、もう少し工夫して試作を重ねたいと思っています。
廣野 十分すてきだと思うのですが、さすがアーティストですね、妥協がない。
山下 作品と思ってくださるので、私の作品として納得のいくものをお届けしたいんです。
廣野 それ、分かります。私は電気屋ですけど、より良い配線デザインで、よりかっこいい出来映えを提供したいと思っています。実は今年、『あかり設備』は設立10年になるので、私もちょっとチャレンジしてみようかなと思っていたところで。今まで意識していた設計デザインをより趣を感じるような提案にしていって、アートな設計施工を目指したいという想いが湧いてきたんですよ。考えているのは匠のイメージ。今までの経験から、電気設備工事のアート的な仕上がりはもちろん、見た目だけでなく、質とか、見えないところにもこだわっている、深い部分を押し出していきたいと考えています。もっといろんな方とコラボして、『あかり設備』の付加価値を上げていきたいと考えているんです。
山下 私にもできるでしょうか?
廣野 山下さんのレジンアートは全てがオリジナルの一点物で、創作には高い技術と時間が必要。とても付加価値の高いアートだと思います。試作をお願いしたスイッチカバーも、一点物やオーダーメイドで価値を高めることは可能ですよね。機能美を備えたアート作品として販売するのもありな気がします。
山下 そういう発想はありませんでした。オリジナルとして作品の価値を高める可能性があれば、チャレンジしたいと思いました。すごく良いアイデアをいただきました(笑)。
廣野 私の仕事仲間には、ハワイアンが好きな建築業界の方もいますし、彼との家づくりで一緒に提案するのも面白いかもしれません。楽しくなってきました(笑)。

新しいチャレンジが新鮮
山下 私もです(笑)。作業工程を見直せば、波の表現をもっと美しく仕上げることは可能かなと思います。あとは技術的なところで、レジンの色をもう少し薄くしてより透明感のある波の表現にしようと思っています。ほかに、アイデアとしては、ゴールドを入れたり、異なる色を組み合わせたりすれば、もっとオリジナル感が出せそう。次の試作で、そのあたりも試してみますね。
廣野 私もどんなスイッチカバーができるのか、ワクワクしますね。あ、でも創作活動に支障が出ないようにしてくださいね?
山下 はい、そこはすみません。しばらくは創作活動優先になってしまいますけど。廣野さんからヒントをいただいて、デザインのバリエーションがいろいろ浮かんでいるので、新しい手法も試しつつ、楽しみながら試作してみたいと思います。
廣野 今回、山下さんとご縁がつながって、創造から付加価値が生まれるんだってことを、改めて感じられたことがうれしいです。モノづくりだけではなくどんな仕事でも同じだと思うので、これからも人との出会いから創造を広げ、仕事に活かしていきたいなと思いました。山下さんとの関係も、妻の友人がレジンアーティスト、というプライベートな一面だけでなく、仕事の面でも新しい関係をつくっていけたらいいなと思っています。今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
山下 私の方こそ、レジンアートが商業的価値のあるものになる可能性を示していただけて、とても新鮮でした。もちろん、アート作品が私の中心であることは間違いないですし、技術と創造力を磨くのは、作品の価値を高めるためにほかなりません。その中で、新しいチャレンジを廣野さんにいただいたので、需要があればお応えできるとうれしいなと思っています。ありがとうございました。








